ウイルスバスタークラウドの使い方まとめ

トレンドマイクロ社が提供する「ウイルスバスタークラウド

パソコンやスマホをウイルスや詐欺などの脅威から守ります。

30日間の無料体験もできるので、実際に試して継続するか決められます。

今回は、ウイルスバスタークラウドの使い方をご説明します。

ウイルスバスタークラウドをダウンロードしよう 

ウイルスバスタークラウド公式サイトにアクセスします。

ページ中央にある「30日間無料体験をすぐインストール」をクリックします。

あとは手順に従って、インストールを進めましょう。

インストールに必要な情報は、メールアドレスのみです。

クレジットカード情報などは必要ないので、気軽に試してみてください。

30日間の無料体験が終わると全ての機能が使えなくなります。

継続して使いたい場合は、製品版を購入しシリアル番号を入力しましょう。

無料体験版から自動で有料版に切り替わることはありません。

製品版購入方法

ウイルスバスタークラウド公式サイトで、製品を購入します。

購入後、メールでシリアル番号が届きます。

無料体験版を起動し、左下の「シリアル番号をお持ちの場合」をクリックし入力します。

無料体験版の有効期限が残っている場合、製品版にプラスされます。

使い方もシンプルなので、すぐに覚えられるはずです。

まずはスキャン 

ウイルスバスタークラウドを起動し、スキャンボタンを押します。

クイックスキャンが始まり、パソコンにウイルスが入っていないか調べます。

短時間で終わりますが、その分簡易的です。

「▼ボタン」を押すと、3種類のスキャン方法から選べます。

より詳しく調べたい場合は、「コンピュータ全体のスキャン」で調べましょう。

カスタムスキャンは調べたいドライブを選択できます。

コンピュータを守る 

『コンピュータを守る』では、3つの機能が使えます。

  1. コンピュータの保護設定
  2. システムチューナー
  3. サイレントモード

①コンピュータの保護設定

リアルタイムスキャンや、保護レベルを細かく設定できます。

分からない場合は、初期設定のままにしておきましょう。

慣れてきたら設定を見直してみてください。

②システムチューナー

パソコンのセキュリティやパフォーマンスを診断し、最適化します。

不要ファイルの削除ができるので、パソコンの動作を軽くできます。

チューニングレベル5にして、パソコンを快適に使いましょう。

③サイレントモード

初期設定の場合、ウイルスバスタークラウドから通知があるとポップアップで知らせてくれます。

仕事などで集中したい場合は、一時的にオフにできます。

最大24時間までなので、状況に合わせて設定してみてください。

通知をオフにしている間も、保護機能は有効です。

個人情報を守る 

『個人情報を守る』では、4つの機能が使えます。

  1. プライバシー設定チェッカー
  2. SNSプロテクション
  3. 決済保護ブラウザ
  4. 情報漏えい対策

①プライバシー設定チェッカー

ブラウザにTrendツールバーをインストールし、以下の機能が使えるようになります。

  • SNSサイトのプライバシー設定をチェック
  • Webページ内のリンクの安全性を表示

安全なリンクの場合、緑のチェックが入るので一目で分かります。

Trendツールバーのインストール方法は、こちらのページを確認してください。

②SNSプロテクション

オンにすると、SNS内のリンクの安全性を表示します。

FacebookやTwitterを良く利用する方は、活用してみてください。

③決済保護ブラウザ

攻撃者は公式サイトを装った偽の画面を表示し、ユーザーの情報を盗み取ります。

決済保護ブラウザは、オンラインバンキングやショッピングの利用時の情報を保護します。

『開く』ボタンを押すと、青い枠に囲まれたブラウザが起動します。

強力な保護機能を持ったブラウザなので、安全に決済情報を入力したいときに使ってみてください。

④情報漏えい対策

「情報漏えい対策」機能では、保護したい個人情報をあらかじめ設定しておき、その情報が、Webブラウザ、メール、インスタントメッセンジャーで送信されるのを防ぎます。

設定された情報が含まれる場合にブロックするため、クレジットカード番号やマイナンバー、電話番号の入力は、すべての文字列を入力するのではなく、一部のみを入力することをお勧めします。

データを守る

『データを守る』では、4つの機能が使えます。

  1. フォルダシールド
  2. データ消去ツール
  3. パスワードマネージャー
  4. クラウドストレージスキャン
  5. リモートファイルブロック

①フォルダシールド

ランサムウェアから指定のフォルダを保護します。

ランサムウェアとは
感染したパソコンをロックしたり、ファイルを暗号化して使用不能にしたのち、元に戻すことと引き換えに身代金を要求するウイルス 

仕事で使うフォルダなど、大事なデータが入っている場合、しっかり保護しておきましょう。

②データ消去ツール

削除されたファイルをランダムなデータで上書きし、復元できないようにします。

まずは『データ消去ツール』を有効にします。

削除したいファイルで右クリックし『データ消去ツールで削除』をクリックします。

通常の方法で削除するよりも復元されにくいので、大事なデータなどで活用してみてください。

③パスワードマネージャー

パスワードを複数のサイトで使いまわしたり、簡単な文字列だと、不正ログインされる可能性が高くなります。

パスワードマネージャー』は、あなたに代わってパスワードを安全に記憶する機能です。

複数のパスワードを見やすく管理したり、ログイン時の入力の手間を省きます。

パソコンでもスマートフォンでも複数の端末で利用できます。

注意点が1つ、『ウイルスバスタークラウド』を購入した方でも、別に購入する必要があります。

『パスワードマネージャー』無料体験版では、5つまでパスワードを記憶できるので、実際に利用して製品版を購入するか決めてみてください。

④クラウドストレージスキャン

クラウドに保存したファイルを、トレンドマイクロ社のサーバにダウンロードしスキャンします。

脅威を発見した場合、サーバから削除します。

気づいていないうちにウイルスに感染している場合もあるので、大事なデータが入ったファイルは定期的チェックしましょう。

⑤リモートファイルブロック

パスワードで保護されたファイル(リモートフィル保管庫)を使って、機密データを守ります。

パソコンを紛失、盗難された場合、トレンドマイクロ社のWebサイトを利用して保管庫をロックできます。

ロックされた保管庫は、正しいパスワードを入力しても開けません。

大事なデータが入ったファイルは、安全に保管しましょう。

家族を守る 

保護者による制限

不適切なサイトや、特定のサイトをブロックします。

ユーザアカウントごとに使用時間を制限したり、使用履歴を確認できます。

子供が安全にインターネットを利用できるようになります。

まとめ 

以上、ウイルスバスタークラウドの使い方でした。

まずは無料体験版を利用して、機能を試してください。

ウイルススキャンだけでなく、フィッシング詐欺やパスワード保護など、進化しています。

攻撃方法も多様化しているので、しっかり対策を取りましょう。

では、今回はここまでです。

最後までお読み頂きありがとうございました。